非常時におけるメディア活用に備えた授業実践のための指導事例集 |
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先の東日本大震災において,被災地以外の人々の多くは,その被害の深刻さをメディア経由で知ることとなりました。また,ツイッターやUSTREAMなどの新しいメディアの活用が,人々を支援することにも結び付きました。一方,これらのメディア経由で様々な情報が交錯し,混乱を増幅させることにもなりました。
私たちは,例えば,小学校学習指導要領の総合的な学習の時間の項目に示された「情報が日常生活や社会に与える影響を考えさせる学習活動」に関する指導の普及・啓発への努力は,これまでにも行ってきました。しかし,「非常時におけるメディア活用」という視点から実践したことはありませんでした。今回,東日本大震災等に際して得た教訓により,非常時におけるメディア・情報の動きやその可能性,とるべき行動や態度について子どもたちに考えさせることの必要性を痛感し,この「非常時におけるメディア活用に備えた授業実践のための指導事例集」を開発することにしました。
掲載している13の指導事例は,それぞれの指導内容から,下表の通り「従来のメディアの見直し」「非常時と平常時のメディア対応」「メディアの特性の再確認」の3つに分類しています。また各指導事例には,実践する際の参考となるように「授業のねらい」「授業の価値」「実施可能な教科・領域等」「対象学年」「活用する資料」「授業の展開」を示しています。この指導事例集をご覧頂いた皆様にも,「非常時におけるメディア活用に備えた授業実践」にお取組頂ければ幸いです。
なお,この指導事例集に関する質問やご意見は,へお寄せください。 |
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指導事例 |
分類 |
従来のメディアの見直し |
非常時と平常時のメディア対応 |
メディアの特性の再確認 |
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この指導事例集は,公益財団法人パナソニック教育財団・第38回実践研究助成「非常時におけるメディア活用に備えた授業実践のための指導事例集の作成」の研究成果をもとに制作したものです。 |
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